障害年金、初診日が重要なのです     2012年09月12日

障害年金で初診日が重要だというお話は以前にさせていただきました。

初診日が確認が、障害年金請求の第一歩です。

精神疾患の場合、いろんな出来事から徐々に調子が悪くなって、どんどん悪化するというのがほとんどです。
(中には、強烈な出来事によって一気に悪化するという場合も)
そうすると、徐々に調子が悪くなっている間に病院に行かれていない方も結構いらっしゃるのです
まさか自分がうつなんて・・・・という場合もありますし、精神科に行きづらいという方もいらっしゃいます。

そしてがまんできなくなって、受診。そうすると、そのときが初診日となってしまうわけです。

これ時々、大きな問題となります・・・

<ケース1>
・厚生年金加入の間に調子が悪かったのに、病院に行かなかった。
 会社を辞めて国民年金になってから、受診。その後悪化し、1年半後に障害認定。

 この場合、障害厚生年金が受給できず、障害基礎年金のみになります。

 障害厚生年金には配偶者加算もありますし(障害基礎年金は子の加算のみ)、
 場合によっては、障害基礎年金のみの人と、3倍近くの差になることもあります。

 また障害厚生年金には3級がありますが、障害基礎年金にはありません(1,2級のみ)。

 3級というのは、労働に著しい制限がある程度です。2級は、日常生活に著しい制限がある程度なので、差は大きいのです。

<ケース2>
 厚生年金加入の間に調子が悪かったのに、病院に行かなかった。
 会社を辞めて国民年金になってから、受診。その後悪化し、1年半後に障害認定。
 会社を辞めてから、国民年金は未納。初診日の前前月まで被保険者期間の2/3以上未納。

 この場合、納付要件を満たさないため、障害基礎年金の請求はできません
   (もちろん、障害厚生年金も)

 尚、65歳未満であれば、納付要件の特例があります。
  初診日の前日において、初診日の属する月の前々月までの1年間のうちに、未納期間がないこと。 

 厚生年金期間中は納付要件は問われませんので、勤続1年以上経った厚生年金期間中に初診日があれば、納付要件を満たすことになります。(障害厚生年金と障害基礎年金の請求ができます)

病院に行くのをおすすめするのもなんですが、あまりがまんなさらず病院へ行って、領収書などの証明になるものを保存しておくと、後々役立つことになるかもしれません。